長野県 : 上高地 森の小梨リゾート キャンプ場 ( 完結編 )… 2017.08 更新


【名称】 上高地 森の小梨リゾート キャンプ場
【地域】 長野県 : 長野県松本市上高地
【評価】 ○●◎◆@
【施設】 炊事棟・トイレ棟・管理&お風呂棟・食事&売店棟あり
【立地】 林間
【区画】 フリーサイト、林間
【土壌】 地面は枯葉の堆積した小石混じりの粘土質
【設備】 炊事棟の設備が全て
【周辺】 河童橋まで徒歩7分、明神池まで約1時間。
テントサイトから徒歩3分で穂高の絶景が見えます。
【交通】 私が上高地キャンプをする盆休み期間は、毎年運行時
間帯が変わっている(長くなる)ので、お出かけ前に時
刻を確認して下さい。
【履歴】 2012年8月18日 初回掲載
2015年8月20日 更新
キャンプ場の運用変更がありました
( ページの最終に変更点を追記しています )
【日記】
このキャンプ場、事前にネットで調べたが自分撮りブログばかりで全く情報なし。
唯一見つけた個人のHPや教えて?なんとか?を見て分かったのは食材の調達ができない!
現地調達は無理なので必用な物は持って行く!
こんな情報ばかりでしたが、行ってみると何でも有るし手ぶらでも行けるじゃん!と思ったので、こってりと紹介させていただきます。
※ 上高地は車の乗り入れができません。
沢渡近辺の有料駐車場に車を停めて、バスかタクシーで上高地へ移動します。
バスは持込荷物制限があるので、荷物の多い方はタクシーを利用しなればなりません。
また、上高地のバスターミナルからキャンプ場迄は、キャンプ場のレンタルリヤカーを借りて荷物
を運ぶことになります。(片道約10分)
◆沢渡の駐車場
沢渡の駐車場を利用する理由は、タクシー乗り場が駐車場に近いことです。(バス乗り場は徒歩10分)
どこの駐車場も混雑し、登山される方は数日停めるので入場できるまで時間がかかることがあります。
我が家は、キャンプ場の受付開始時間(AM6時)に合わせて出発するので、余裕をもって前日に入って駐車場で前泊するようにしています。
駐車場の利用状況は観光客と登山客で異なり、日帰り観光客は観光が終われば出ていきますが登山客は数日停めるので、場合によっては空くのを待っても駐車場に入れないことがあります。
私が利用するのは「沢渡第二駐車場」、ここが良いのは、足湯有り、公園のような芝生やテーブルなど休憩できるスペースが有り、駐車場近くに酒屋さんもあるので便利。沢渡で一番充実した駐車場です。(料金は1日¥600円:この地域は同じです)
※ 2012年から、キャンピングカーの規制ができて駐車スペースからはみ出る長さはお断り!になって
いました。ちなみに私のキャンピングカーは30cmほどはみ出ますが、デッドスペースを利用して
収めたらOKでした。
※ 2016年から、大型キャンピングカー用スペースも設けられました。
@ 沢渡の駐車場で標高1000m、夜はかなり冷え込みますので上高地入りの持ち物確認をして下
さい。
ここで寒くて寝れない時は上高地(標高1500m)は更に冷えるので考える必要があります。
(河童橋に近い河童食堂のあるお土産屋さんにmon-bellコーナーがあります(衣類が主))

駐車場横は公園のような設備と足湯が...

翌朝5時の駐車場
◆沢渡から上高地までのアクセス
上高地はバスやタクシーなどの許可車両しか入れません。沢渡からバスかタクシーで行くしかなく、バスは荷物が多いと他の人に迷惑かけるので我が家はタクシーで行きました。
沢渡にある数ヶ所の駐車場にはタクシーが待機、バス停も近いので交通の便は良好。
(平湯の、あかんだな駐車場からもアクセス可能です)

駐車場から徒歩1分でバス停とタクシー乗り場

我が家の荷物

タクシーの座席にも積みました
始発がAM6時過ぎからですが既に多くの方が乗っています。
料金は¥4200円固定なので1台に4人乗ればバスと同じ。バスは往復¥2050円(往復割引)
( ※平湯からのタクシーは、¥4200+安房トンネル通行料(¥650)になります。)
◆上高地駐車場からキャンプ場迄のアクセス
荷物が多い場合、キャンプ場の管理棟に行きレンタルのリヤカー1時間¥300円を借りて運びます。

河童橋を横目に通過...
キャンプ場からバスターミナルに戻り、荷物を積んでキャンプ場まで行きます。我が家の遅い歩き方で片道15分程度、一往復半で45分。レンタル時間内で十分です。
チェックアウト後はこの逆ですが、リヤカーをキャンプ場に返さないことを防ぐためか?¥1000円の保証金+レンタル料¥300円。キャンプ場にリヤカーを返せば¥1000円は返金されます。
◆テントサイト
※ レンタルテントサイト以外は全てフリーサイトです。
<道しるべ>

ビジターセンター前の案内板
この案内板の遊歩道(赤表示)を進みます。
進む順にテントサイトを写真で紹介していきます。
<テントサイト>




<道しるべ:テントサイト>

小梨平食堂方向へ行くと管理棟と小梨平食堂

小梨平食堂の反対側はテントサイト
管理棟に一番近い一番奥のフリースペースで私が利用したサイトです。
<テントサイト:管理棟近く>
常設テントは三角テントというイメージでしたが、なんとコールマンの4~5人用ドームテント。
景色の良いロケに立てられているので、手ぶらで来て借りてキャンプが楽しめます。

レンタルの常設テント群で穂高が見えるロケ
<梓川沿い>
梓川沿いで穂高がテントから見える絶景のロケですが、レンタルの常設テントが張られているので、一般テント持ち込み客は梓川沿いの遊歩道脇の小さなスペースを利用するしかありません。設営できるのは一人用テントが精一杯。

一番梓川、穂高の景色が見えるサイト

何ヶ所かこんな良い場所もあります
数ヶ所だけプライベートサイト的なスペースがありますが、先客多く場所取りは困難。
<サイト選び>
リヤカーを借りる為に管理棟に行く途中に、キャンプスペースを見ながら設営できそうなスペースを探し、手荷物を置いて場所を確保しました。後に別のスペースが空いたので移動。
場所によっては水はけの悪い所があります。見分け方は、地面に溝が掘られている所は水はけが悪いことが分かります。
◆管理棟

表示板のとおり進むと管理棟と小梨平食堂
<レンタル>
公式ホームページで紹介されている物が全てですが何でも揃っていて料金もリーズナブル。
※ BBQセット付き設備予約は私が利用した期間が繁忙期の為にサービス休止でした。

手続きとレンタル品、お風呂は管理棟で
<お風呂>
管理棟にあり10時~20時迄入浴できます。ボディシャンプーとリンスインシャンプー有り
*季節や期間により入浴時間が変わるので管理棟で確認が必要です。


◆小梨平食堂

このお店に無いものは無い!
<食事>
管理棟前の小梨平食堂で定食、カレー、そば&うどん、ラーメン、ビール&おつまみの一品などメニューは豊富でお値段も普通です。

我が家は2日連続で朝定食(和)を食べました






<食材やその他販売品>
小梨平食堂の売店で買えます。
このお店の良いところは、商品を小分けして販売しているので無駄がない。持ち込み荷物を減らすことができます。





バラ売りはありがたい!
油、醤油、ソース、麺汁、塩...
ソーメン1束、カレーのルー1個、インスタントの味噌汁やスーブ類の1袋、焼肉用のお肉...
食器用洗剤の小分け1個、洗濯用洗剤1袋...
新鮮野菜も数多くあり1個売り。


これ以上何がいるの?って感じの品揃え。
もちろん、御菓子類、乳製品、アイスクリーム、日本酒、ワイン、焼酎、ビール、チューハイなどなど種類も豊富。
雨具、氷、防止、Tシャツ..なんでも有ります。
お店の外では焼鳥を焼いて売ってました(^-^)/
◆気温
昼間は24℃程度ですが紫外線が強く日陰の林間サイトがお勧め。
林間の日陰サイトはテント内温度が18℃程度で、陽が陰ると気温は下がり始めテント内温度が18℃程度になるので、トレーナーか薄手のヤッケは必用です。( 私が利用するのは、お盆期間)
◆炊事棟やトイレ
〈炊事棟〉
大きく設備も充実しています。
流しも多く、炊飯や調理できる炊事場も多いので雨の時に調理で困る心配もありません。




※生ゴミは夕方に撤去されるので翌朝の設置まではゴミ出しが出来ません。
熊などの動物が食べに来ないための対策です。
〈トイレ〉
綺麗に掃除されている水洗式のトイレ。


トイレットペーパーは無いことが多いので、持参するか小梨平食堂の売店で買う必要があります。
◆我が家のテントサイト



登山用テントが多い中、一際目立つファミリーテント
◆その他キャンプ場以外の紹介
<食事>
河童橋まで行けば五千尺ホテルがありレストランでの食事も楽しめます。

ステキなホテルですよ

人気メニューが多いレストラン

ビーフシチューは絶品で有名です
五千尺ホテル横の河童食堂のあるお土産屋さんには、衣類中心ですがmon-bellコーナーがあります。

mon-bell売ってます
河童橋を渡ればお店が2軒あり、テイクアウトやお弁当類も販売されています。


<お風呂>
河童橋周辺のホテルで立ち寄り入浴できるところもあるので便利です。紹介のHPはこちら
★” キャンプ場について♪ ( 2015.08.16 )
< 運用変更 >
・大型テントやシェルター、連結した設営で大きなスペース使用は2張り分の料金になります!
我が家のテントはセーフ♪1張り分の料金。アウト!の方は2張り分の料金です。
我が家のテントより少し小さいが、4~5名用のタープを併設していた人はアウト!
オールインワン(この日はランドロック)、連結型(この日はリビングシェル+トンネル+ランドブリ
ーズ・他メーカー製の連結型)はアウト!
私が初キャンプした時は、ファミリーキャンプ用テントを使うのは我が家だけでしたが、以降
目立つファミリーキャンプをする人が増加して気になっていました(*_*;)
以前は、テントの大きさや設置スペースの広さに関係なく一律料金でした。
・直火が禁止になりました!
これは当然だと思います。ファミリーキャンプのオートキャンプ場でさえ直火禁止のこのご時
世に直火できるこのキャンプ場が不思議でした。
※ 直火禁止にしたことでレンタル品にBBQコンロが追加されていました。
薪、炭、着火剤は従来から販売されているのでご安心下さい。
< キャンプのマナー >
キャンプ場利用客の多くが登山客で、夜は早く寝て朝早く山に登る人が多いキャンプ場です。
また、1日通して静かに過される人ばかりで、だれ一人バカ騒ぎする人はいません。.
・設営のマナー違反、危険な設営は絶対に禁止!
キャンプ場内は、人が通る小道が作られています。
設営に苦労したのか?通路をまたいでタープのロープを張ったファミリーキャンプ者。
その道を歩く人は、首の高さに張られたロープを潜るように腰を曲げて通り抜けています。
バッカじゃないの!?注意しようと思っていたらスタッフが着て強い口調で注意!
注意されても直ぐに対応せず、諦めたのか1時間くらい経ってから設営変更していました。
※ このような方はキャンプをすべきではありません。(+_+)怒!
◎ スタッフが定期的に巡回して設営や行動をチェックをしている良いキャンプ場です
< この環境を意識して過す我が家のファミリーキャンプマナー >
キャンプ場利用客の多くが登山客です。
周囲の迷惑にならないようなキャンプ道具選びと過し方...
・フリーサイトだから周囲に気づかう設営をする
フリーサイトだから使えるだけ使え!と勘違いしているファミリーキャンパーが多いが、自由に
使えるからこそ周囲の利用者に迷惑をかけないように設営するのが当たり前です。
利用者の多くが山岳用の1名~4名程度の小さなテントです。その中で、意味無く大きなファ
ミリーテントを設営するのですから、設置場所や設営面積は十分考えて最小のスペース活用
で過すようにします。
・夜は灯りを最小にして周囲に迷惑をかけない
翌朝早く出発する登山客が多いので、夜はテントをフルクローズして灯りが漏れないようにし
て過します。また、灯りでテント全体が明るくならないように使うランタンは光量の小さなもの
を使っています。
※周囲に迷惑をかけないキャンプをすることが大切
他にもありますが、基本は周囲に迷惑をかけないように過すことです。
★”その他、参考になる情報のご紹介!
・上高地公式ホームページのFAQが親切で分かり易いのでご紹介、HPはこちら
★” 我が家の森の小梨リゾートでのキャンプ日記は、こちら と こちら と こちら


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